伏見の名水と酒蔵を訪ねて

March 12, 2019

 とりあえず、伏見の名水に会えると聞いていた、近鉄桃山御陵前駅で下車しました。

改札口を出ると、案に相違づ、すぐに「伏見名水めぐり」の案内板が目に入ってきた。

10ヶ所の名水の場所が地図にプロットされたものです。まずは、一番近い御香水のある御香宮神社に行こうと駅を出たとたんに、『「黒田節」誕生の地』という看板に我が意を得たりの気持ち。やはり銘酒には名水が欠かせない?読んでみると、黒田節🎼酒は飲め飲め~の歌詞の元になった逸話が書かれていました。

 それでは、最初の名水を求めて御香宮神社の表門から、「御香水(ごこうすい)」のある境内へ足を進めます。この名水は、平安時代に涌き出し、良い香りが四方に漂い、この水を飲むと病がたちまち治ったと伝承もあります。明治時代に一度枯れましたが、昭和57年に復元し、「名水百選」にも選ばれています。今年6月の地震で少し濁っていましたが、クセのない柔らかな口あたりの水に感じられました。又この水で水占いもできると聞き、社務所で購入し占ってみると「中吉」「願事・困難を乗り越え最後は叶う」という事でまあまあでした。

 次の名水は、鳥せい本店脇にあって「清酒神聖」にも使われている「白菊水」です。ここでは、多くの人が列をなしていました。列のはじめの人は、2リッターのペットボトル1ダースに名水を汲んでいましたので、聞いてみると店で出すコーヒーに使っているとのこと、さすが関西人ですね、感心します。それでも何とか途切れた時を見計らって一口ゲット。「御香水」と同じ水脈なので、やはり柔らかな水でした。

 3番目は、昼時にあわせて黄桜記念館で名水と酒蔵の両方を堪能します。

伏見はかつて「伏水(ふくすい)」と称され、地下水が湧水となり良質な水に恵まれた土地です。ここの名水は、ずばり「伏水」と名前のついた名水で、口当たりの柔らかい中軟水でした。ランチは黄桜カッパカントリーの「龍馬御膳」と酸味と甘味のバランスのよい味わいの「熱燗本造り黄桜」2本にすっかり、いい気分になってしまいました。

 次も酒蔵見学と名水を味わえる月桂冠大倉記念館です。この記念館の斜め前に、”高山右近ゆかりのイエズス会「伏見教会」への小道”が月桂冠(株)の敷地内にあるとのことで、高槻市民としては見逃すわけにはいきません。ただの小道ですが、伏見における右近の足跡を伝えるものと聞くと、400年の時を越えて感慨深いものがあります。

さて本題の名水は「さかみづ」ですが「栄え水」ともいわれ古くは酒の異名でもあったようです。寛永年間から湧き出て絶えることがなく、今も隣りの酒蔵で使われています。

 今日、5つ目の名水は長建寺に湧く「閼伽水(あかすい)」です。「閼伽水」とは、仏に供える水のことをさし、この寺に湧く井戸は酒どころ伏見に湧き出る良質の地下水と同じ水脈です、と案内板にありました。また、境内にあるマリア灯籠の説明には「江戸時代幕府によるキリシタン禁制時代に造られた石燈籠で、柳町の御所にも出入り許可されていたお茶屋紅屋の隠れ座敷の庭に置かれていました。燈籠の下部には、地蔵にも見えるような形で聖母マリアを刻んでおり、当時のキリシタンたちは隠れて祈りを捧げていたのでしょう。今日では貴重なものです。」とありました。ここにも高山右近の痕跡が!!

 まだ、6ヶ所の名水が残りましたが、酒が恋しい時間になりましたので、次会にということにして、3つ目の高槻の酒蔵に直行と相成りました。

 

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